なんで信用取引って言うの?

信用取引の「信用」ってなに?

株式投資を始めた方は必ず「信用取引」という言葉を聞くと思います。株式投資の用語は独特のものが多いですが、この「信用取引」という言葉もなんとなく使ってはいるものの、その意味を深く考えたことはないかもしれません。
信用取引とは、簡単に言えば現金や株式を担保にして証券会社からお金を借りて取引をすることを言います。担保を差し出すことで自分を「信用」してもらい、持っている資金以上の「取引」ができるから「信用取引」なのです。
この信用取引は、自分の持つ資金以上の取引(レバレッジ効果といいます)ができることに加え、証券会社から株券を借り売却する「空売り」と呼ばれる取引も可能になります。この空売りで株価の下落時にも利益が出せるようになるため、信用取引は現物取引よりも投資の柔軟性がぐっと高まります。

「信用」は重い責任を持ちます。

レバレッジ効果や空売りにより大きな利益を期待できる信用取引ですが、身の丈以上の取引はそれだけ大きなリスクを負うことも忘れてはいけません。
株を買うために証券会社から借りているお金は、原則6か月以内に返済しなくてはいけません。最近では無期限信用取引というものもありますが、当然借りているお金には金利がかかっていることを忘れてはいけません。
また、信用取引で買った株が暴落して損失が膨らんだ場合、差し出している担保だけでは信用をカバーしきれなくなってしまいます。その場合、「追証(追加保証金)」として、さらなる担保が必要になります。「信用」してもらってお金や株券を借りているからこそ、リスクの管理は自分でしなくてはいけないのが、信用取引なのです。